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よくあるご質問

SF(発泡射出)成形

Q

SF成形に対応している素材を教えて下さい。

A

メインは変性PPEですが、PP、PC、AESの実績があります。最近では靭性、耐油性の要求に応えるためにPAの採用も増加しています。

Q

SF成形の最大サイズを教えて下さい。

A

当社保有の成形機では1000mm×600mmの投影面積、最大肉厚10mmRの成形が可能です。SF成形では小さな型締力で大きな投影面積の成形品をつくることが可能です。

Q

SF成形で軽量化できますか?

A

発泡倍率が1.1倍なので、樹脂成形と比べるとあまり軽量化には向いていません。 但し、金属部品からSF成形への置換え事例が増えており、金属と比較するとかなり軽量化できます。
さらに、緻密な発泡層により、剛性が高く歪みが小さい成形品を得られることもメリットの1つです。

Q

ウェルドラインによって強度に変化はありますか?

A

部位にもよりますが、射出成形と同様に強度が変化する部位はあります。
但し、ウエルド強度は基本肉厚が厚いSF成形の方が有利です。

Q

金型に樹脂を流し込む際に、金型内で発泡しながら充填されていくと思いますが、射出圧により流れた部分(充填箇所付近)とその他で強度に変化はありますか?

A

強度に変化はありません。

Q

厚みは4mm~10mm程度とのことですが、4mm以下や10mm以上の対応は可能でしょうか?

A

基本肉厚4mm以下については、厚みが薄くて発泡層ができないため、SF成形のメリットが薄くなります。10mm以上の成形品が必要な場合は別途ご相談願います。

Q

SF成形内部の発泡はどうなっているのでしょうか?

A

厚み4mm以下のSF成形については、発泡していません。厚み4mm以上については、発泡層とスキン層の構造体になっています。
発泡層は独立発泡でつながることはありません。

Q

SF成形でどこまで薄く成形ができますか?

A

リブ用途として、中は発泡していませんが肉厚2mm以下でも設定可能です。 リブ厚を厚くすることも可能ですが、製品重量が増えるので適切なリブ厚みの設計が必要です。

Q

表面に泡が出ませんか?

A

実際は表面に泡はできていますが、発泡する前に冷え固まります。

Q

インサートはモールドインサートですか? 後入れ(アウトサート)ですか?

A

両方対応可能です。違いは部品締結のみの目的であれば、後入れが一般的です。 更に精度や平面度がいる部位はモールドインサートを行います。

Q

SF成形品は塗装対応はできますか?

A

対応できます。

Vベルト、タイミングベルト、アクセサリドライブシステム等

Vベルト、タイミングベルト、各種伝動ベルト、プーリ、カップリング等

各種搬送ベルト、フリースパンベルト、ふるい分け用ウレタン網等

キャストナイロン、UHMW、クリンピー、ポリアセタール等

SF成形について、物性、採用事例、置き換え事例等

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Tailor-note®、張力計