1. TOP
  2. サステナビリティ
  3. 資源循環社会実現に向けた取り組み ③環境配慮型製品の開発

環境
Environment

資源循環社会実現に向けた取り組み

資源循環社会実現に向けた取り組み ③環境配慮型製品の開発

環境配慮型製品・新ラインアップを発表 (2023年6月)

 三ツ星ベルトは、持続可能な社会とサーキュラーエコノミー実現に貢献する新たな環境配慮型製品の開発に積極的に取り組んでいます。

 三ツ星ベルトグループでは、マテリアリティの1つに「環境保全への取り組み」を挙げており、マテリアリティ達成のための取り組む課題として「環境配慮型製品の開発」を設定しております。環境配慮型製品・新シリーズの販売拡大により環境価値と経済価値の両立を目指してまいります。



開発の背景

 持続可能な社会を実現していくための重要な手段として、企業の技術・イノベーションといった“価値の提供”が、社会から求められています。 「環境配慮型製品の開発」は、環境保全に向けた当社の重要課題の一つであり、当該製品の開発・販売を通して環境価値の向上を目指してまいります。



サーキュラーエコノミー実現に向けた取り組み

 三ツ星ベルトグループは、再生可能エネルギーの積極的な導入をはじめ、非石油由来またはリサイクル材料の使用比率を高め、環境に配慮したサステナブルなベルトの開発・販売を通して、製品のライフサイクル全体での環境負荷を軽減し、資源循環型社会の実現に貢献してまいります。



環境配慮型製品・新ラインアップ、第1弾製品

① サステナブル原材料比率を高めた伝動ベルト

 石油由来の原材料比率を減らし、バイオマス材料やリサイクル材料などのサステナブル材料比率を高めた、次世代の伝動ベルトです。2022年時点では、サステナブル原材料比率:32.7%を達成できていますが、これを2025年までに50%、2030年までに70%まで向上することを目標としています。

② バイオマス素材 搬送用樹脂ベルト

 表面のカバー樹脂に、植物由来の原料を利用して製造された“バイオマスポリウレタン”を採用した、環境に優しい樹脂コンベヤベルトです。
 既存の樹脂コンベヤベルトに採用されているポリウレタン樹脂と比較して物性面に差異はありませんので安心してご使用いただけます。

③ 植物由来の高性能ナイロン素材 PA410

 PA410(EcoPaXX®)は、原材料の70%に「とうごま」由来のヒマシ油を使用し、石油由来の原材料比率を減らした樹脂素材です。
 他のポリアミドと比較してカーボンフットプリントが最も低く、脱炭素社会の実現に貢献できる製品です。