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基本方針と活動実績

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基本方針と活動実績

三ツ星ベルトの考え方

 温室効果ガスによる地球温暖化に警鐘が鳴らされ、全世界の国々が温室効果ガス排出量の削減目標をコミットして削減活動に取り組んでいますが、一方で地球温暖化を原因とした様々な気候災害が全世界で発生、その頻度・激しさは年々増加し、人命だけでなく、私たちの企業活動の基盤となる社会・環境の存続に危機的状況をもたらしています。

 このような状況下、三ツ星ベルトグループは、“気候変動への対応”を経営における重要課題(マテリアリティ)として取り上げ、具体的な施策とKPI を設定して温室効果ガス(GHG)排出量削減活動、省エネ活動、環境配慮型製品の開発等に取り組んでいます。



気候変動に係る施策取り組みの実績

※データは2022年度の実績です。

取り組む施策
2022年度の実績 ※対象国内8拠点
CO2排出量の削減
(削減対象の基準年度 : 2013年度)
  • CO2排出量の削減目標値を見直し
    2023年度:20% ▶ 22%以上の削減 / 2030年度:35% ▶ 46%削減
  • CO2排出量の削減目標値について、中間年度の目標値を新たに策定
    2025年度 : 27%削減
  • 2022年度、CO2排出量実績 : 28,930t
    (対前年比 6,049t, 17.3%の削減/対基準年度・2013年度比 29.2%の削減)
再エネ電力の導入
  • 神戸事業所および四国工場 : 全購入電力を再エネ電力へ切り替え
太陽光発電システムの導入
  • 蘇州三之星機帯科技 : 太陽光発電システムを設置、発電開始 (設置面積 : 約8,300m2
カーボンニュートラル燃料の導入
  • 神戸事業所および名古屋工場 : 使用するガスをカーボンオフセットされた都市ガスへ切り替え
低排出量燃料への切換
  • 四国工場および三ツ星ベルト技研 : 重油使用設備の燃料ガス化への工事を着工
    2024年度、2025年度よりそれぞれ稼働開始予定。
省エネ活動の推進
  • 排出量原単位改善率 : 対前年比 11.2% (対象 : 国内8拠点、Scope1, 2)
Scope3排出量の算出
  • カテゴリ8, 13, 14, 15を除く 11カテゴリの排出量を算定
廃棄物再資源化の推進
  • 2022年度、廃棄物に占める埋立処分量実績:0.1%
水使用量の削減
  • 2022年度、総取水量実績:814kl(対前年比 63kl, 7.2%の削減)
化学物質排出・移動量の抑制
  • 目標値 : 150t 以下に対し、2022 年度排出・移動量実績:132t(対前年比 5.2%の削減)
VOC排出量の抑制
  • 目標値:73t 以下に対し、2022年度排出量実績:36.347t(対前年比 8.2%の削減)
環境管理システムの維持
  • 全13サイトにおいて、ISO14001の認証を維持
環境配慮型製品の開発推進
  • サーキュラーエコノミー実現に貢献する新たな環境配慮製品を開発中
    (2023年6月、機械要素技術展にて参考出品)

※対象国内8拠点